
速度を数値で確認してみる
速度が遅いと感じるのは人それぞれ個人差があります。あなたが遅いと感じている回線の速度を数値で確認してみましょう。通常10Mbps~20Mbps程度の速度が出ていれば比較的速い速度です。
その程度の速度が出ているにもかかわらず、速度が遅いと感じてしまうのであれば、WiMAXでは限界がある可能性が高いため、WiMAX以外のモバイルルーターや固定回線への乗り換えを検討した方が良いでしょう。
WiMAX以外のモバイルルーターや高速な固定回線への乗り換えをプロに無料相談してみませんか?
しかし、1~3Mbps程度しか出ていないのであれば、これから紹介する解決策を試すことで、速度が改善する期待がありますので、しっかり確認してくださいね。
そもそも遅いタイプの回線を利用している
原因
こちらの無料相談でよくお問い合わせいただくのが、「WiMAX」が遅いというお困りごとです。よくよく話をうかがってみると、高速回線が使えるWiMAX 2+をご利用されていないことがあります。WiMAX 2+以前の古い回線をご利用になっているパターンです。WiMAXには、WiMAXとWiMAX 2+の2種類があり、それぞれ通信速度が異なります。
解決策
WiMAXは、下り最大13.3Mbpsです。一方WiMAX 2+は、下り最大220Mbpsと全く速度が異なりますので、まだWiMAXをご利用中の方はWiMAX 2+へ乗り換えを行うだけで格段に速くなります。
使い過ぎで通信制限がかかっている
原因
WiMAXは他のモバイルルーターより速度制限になる基準が比較的余裕がありますが、それでも完全に無制限で利用できるというものではありません。ギガ放題プランは月間のデータ容量には制限がありませんが、3日の合計が10GBを超えてしまうと速度制限がかかります。ちなみに、10GBの目安は、YouTubeの超高画質動画を7時間視聴となっています。
また、ギガ放題プランでもLTEオプション(ハイスピードエリアモード)を使用する場合は注意が必要です。ギガ放題プランを契約していても、LTEオプションを利用して月間のデータ使用量が7GBを超えてしまうと、制限を受けてしまうからです。
その他、月間のデータ容量が7GBの制限があるプランでは、1ヶ月の使用量が7GBを超えてしまうと、速度制限がかかってしまいます。
速度制限を受けた際の最大通信速度は概ね1Mbpsで、YouTubeの標準画質レベルの動画が視聴可能な速度となっています。
解決策
月間のデータ容量が7GBのプランで容量がオーバーして制限を受けている場合は、ギガ放題プランへ変更することで翌月からにはなりますが、制限を受けなくなる可能性があります。また、ギガ放題プランの場合は、LTEオプションを使用しないこと、3日で10GBを超えないように調整することで、制限を受けないようにしたいですね。
提供エリア外もしくはギリギリ
原因
WiMAX 2+対応エリアの中でも440Mbpsの高速通信に対応しているエリアもあれば、そうでないエリアも存在します。440Mbps対応エリア以外では速度が遅くなります。
また、提供エリアの中でも建物や障害物の影響で電波に影響が出ることがあり、速度が遅くなることもあるようです。
解決策
UQの公式サイトで、対応エリアの確認を行ってみましょう。エリア内にもかかわらず速度が遅い場合は、建物等の障害物が影響をしている可能性があります。WiMAXを置く部屋を変えてみたり、移動して電波の受信状況を確認してみましょう。最新の端末には電波の受信状況を確認できるものもあります。
端末が古い
原因
WiMAX 2+に対応している端末にはさまざまな種類のものがあります。端末によっては対応している速度自体が遅い場合もあります。先ほど説明した通り、最新の端末には電波の受信状況を確認できる機能があったり、電波の受信を増強してくれるクレードルが付いていたりと、進化をしています。そのような機能がない端末の場合は、古い端末を使っている可能性があります。
解決策
利用機器が古い
原因
WiMAXの回線を利用している利用機器側のパソコンが古い場合、通信速度が遅くなる場合もあるようです。公式サイトでは省電力モード設定のパソコンかつ、バッテーリー電源で動作しているWindows7や8.1のパソコンで接続を行う場合に発生することが報告されています。
解決策
Windows7、8.1のパソコンの場合は、省電力モードを使用しないように設定を行うことで回避できます。特定の端末だけで遅い場合は、利用機器を新しく購入することも検討してみましょう。
無線接続だから
原因
また、利用機器が古い場合にはWi-Fiモジュールの性能が低い場合もあります。その他にも、無線接続だから速度が遅いという可能性もあります。
解決策
Wi-Fi接続ではなく、USBケーブルで直接つないだり、クレードルからLANケーブルにつなぐことで改善するケースがあります。直接接続して速度が改善されるか確認してみましょう。
長時間使用し続け端末に負荷がかかっている
原因
長時間端末を利用し通信を行っている場合、端末に負荷がかかり通信速度に影響がある場合もあります。特に長年使い続けている古い端末は少しの負荷でも速度に影響がある可能性があります。端末を触って高熱を帯びている場合は負荷がかかっている可能性があります。
解決策
そういった場合には、一度端末の電源をOFFにして少し間をおいて接続してみましょう。端末の負荷がおさまることで速度が改善される可能性があります。
他の電波の影響を受けている
原因
WiMAXはルーターの設定によって、通信で利用する周波数帯を変更すことができます。「2.4GHz帯」「5GHz帯」のどちらか設定できます。「2.4GHz帯」は家電や他の無線機器でも使われることが多いため、他の電波の影響を受ける可能性が高く、速度が遅くなることがあります。
解決策
なお、一般的には「2.4GHz帯」がデフォルト値になっていることが多いため、一度設定を見直してみましょう。「5GHz帯」に変更することで速度が改善することもあります。しかし、「5GHz帯」には障害物の影響を受けやすいというデメリットがあるため、「5GHz帯」に変更したからといって必ずしも速くなるとはいえませんが、試してみる価値はありますね。
置き場所が悪い
原因
WiMAXは、無線電波による通信を行いますので、電波が入りにくい屋内や建物の材質に影響を受けることがあり、速度が遅くなることもあります。また、建物などの障害物によっても影響を受けます。
解決策
電波を受信しやすい場所に移動してみましょう。とくに電波を遮断してしまうコンクリートや金属で電波が遮断されないような場所に置き換えてみましょう。
ハイスパフォーマンスではない
原因
最新の端末の場合、パフォーマンス設定を変更することができます。パフォーマンス設定により消費電力を抑えることができるため、バッテーリーを使って長時間の通信を行いたい場合には有効ですが、設定によっては高速通信を行わないため速度が遅いと感じる原因になります。バッテーリーセーブ設定になっている場合は、速度が遅くなる可能性があります。
解決策
同時接続台数が多い
原因
WiMAXを複数の端末で利用されている方は、同時接続台数が多いことが、速度が遅い原因の場合があります。回線を複数台で使用するので、必然的に回線速度が遅くなるということですね。
解決策
複数台で接続を行っている場合は、一度すべての端末の接続を切り、手持ちの利用機器の中でもっとも新しい機器1台で接続してみましょう。速度の改善が見られた場合は、複数台で利用していることが原因ですので、利用中以外の機器との接続を切りましょう。
障害が発生している
原因
これまで説明してきたすべてを試しても速度が改善しない、もしくは急に接続できなくなった、遅くなったという場合は、提供元の障害が原因の場合があります。公式サイトで障害情報を確認してみましょう。
解決策
公式サイトでも障害情報が発表されていない場合は、公式サイトへ直接問い合わせを行ってみましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は、モバイルルーターの速度が遅いと感じたときに確認して欲しい13の原因と解決策をご紹介して参りました。改善策を試しても速度が遅い場合は、公式サイトへ問い合わせを行ってみましょう。また、ご利用中の端末が古い場合は、最新端末への乗り換えを検討してみてくださいね。WiMAXは申し込みの方法次第で、数万円の現金キャッシュバックを受け取ることも可能です。
最新機種に乗り換えた上に、現金キャッシュバックも受け取れてさらにお得にしてみませんか?
また、WiMAXの賢い運用方法や利用方法に関する記事についても合わせて確認して、お得な運用や損しない利用方法も試してくださいね。
参考:モバイルルーターの賢い運用方法についてはこちらで確認。
参考:モバイルルーターの更新月を把握して損せずお得に利用する方法はこちらで確認。
なお、こちらのサイトではキャッシュバックを受け取るための情報を提供しています。また、代理店のキャッシュバック金額を比較できますので、ぜひ活用してくださいね。